コンタクトレンズ・眼鏡処方

最も簡便に屈折異常を矯正出来るのが眼鏡です。コンタクトレンズを使用する人でも眼鏡は必ず持っておく必要があります。私たちの目は年齢と共に屈折が変化します。生まれたときは遠視気味で、成長と共に近視化します。成人になると屈折変化は多くの場合止まりますが、40歳を過ぎると今度は老眼が出て来ます。その他白内障や緑内障になったりすると眼鏡をかけても視力が出にくくなったりします。このため年齢に応じて眼鏡は作り替える必要があります。また斜視等あればプリズム眼鏡等特殊な眼鏡が必要なることもあります。当院では年齢や目の状態に合わせた眼鏡合わせも行いますのでお気軽にご相談ください。

近年は使い捨てのソフトコンタクトレンズが主流になってきており、コンタクトレンズ使用者の90%以上がソフトコンタクトレンズ、さらにその中でも使い捨てレンズ使用者が90%以上を占めています。使い捨てソフトコンタクトレンズには1日使い捨て、2週間使い捨て、1ヶ月使い捨て、等があります。1日使い捨てレンズは洗浄消毒が不要で1回使用後は新しいものに取り替えるので、正しく使用すれば最も清潔で最も合併症のリスクの低いコンタクトレンズと言えます。また、老眼が出て来ると遠近両用眼鏡をかけたりしますが、遠近両用のコンタクトレンズもあり、ハードとソフト両方あります。レンズの中心部分から遠く用、近く用の部分が同心円状に交互に配置された構造になっており、やや慣れが必要です。